こんにちは、ミウラです。
2CELLOSのライブに行ってきました。腹にズンときますね。
2CELLOSのお二人が使っていたのは、サイレントチェロでしょうか。
エレキにもなるやつ。
やっぱり大きなホールで演奏する場合は大音量が必要になるので、アコースティック楽器にマイク向けるだけじゃ限界があるのでしょうね。
ハウリングしたりすると思うし。
クラシックマンドリン界では、マンドリンにマイクを向けたりとか、エレキマンドリンを使ったパフォーマンスといったものは殆どありません。
それは、マンドリンの演奏が基本的にオーケストラ形式であったり、演奏は屋内で行われる場合が多いからでしょう。
つまり、今のマンドリン界はエレキマンドリンを必要としていません。
(そういえば堀雅貴さんは使っていましたが、軽音楽バンドみたいなもんなのでノーカンとしましょう。)
プロマンドリニストたちは、オールドマンドリンを好んで使う傾向があります。
オールドマンドリンは非常に面白いです。
音色もとてもふくよかですし、装飾もとても美しいです。
まさに芸術品という感じです。
歴史的価値も高いオールドマンドリンですが、オーケストラの中で演奏するような、パワーが求められる場面では、なかなか不利なんじゃないかと思ったりします。
それでも、長い年月を経て弾き込まれてきた楽器は、新品には出せないなんとも色気のある音を出すのも事実です。
ヤマハにA.R.E.という、木材を人工的に経年変化した状態にさせられる技術があるのですが、これなら新品のオールドマンドリン（？）も作れるかもしれませんね。
