5月14日(日)に広島大学構内サタケメモリアルホールで行われた、フェニックスコンサートに行ってきました。
フェニックスコンサートというのは、広島大学の多くの音楽サークルが与えられた持ち時間の中で次々と演奏していくという演奏会です。昼前から夕方までありました。
ギタークラブ、マンドリンクラブ、合唱団、室内合奏団、吹奏楽部の演奏を聞いてきたので、自分にも活かせそうだなと思った点をメモしときます。
・少人数アンサンブルの場合は、弧の並びになる必要は無い。互いの顔が見える程度で、音をしっかり客席に飛ばす。
・低音パートがうまければ、高音パートもそれなりに聞こえる。低音パートがメロに入った時に、高音パートがうもれると味気なくなる。
・ポップスなら、主旋律は歌うように抑揚をつける。鼻歌でも歌いながら弾くといい。
・抑揚のない演奏はBGMのようだ。(これは褒め言葉ではない。)
・弦を叩くパーカッシヴ音(?)にもびびりがある場合がある。左手ミュートすべき?
・高音と低音が違うメロディーを弾いているのは、聞いていてきもちいい。
・装飾音でも下手なのはわかる。
・目は化学反応で光を感知し、耳は物理現象で音を感知する。だから音の時間の分解能は高い。速弾きのミスはよくわかる。
・トレモロの始まりと終わりの処理が上手いので、本編にも面白さを。
・(マンドリンオーケストラの場合)大人数での演奏は、トレモロが均一化されて擦弦楽器のようななめらかな音の伸びが利点だと思っている。しかし、パート内で音量に偏りがある場合はこの限りではない。行の後で気のゆるみがある。
・演奏の良し悪しは誰にでもわかる。なぜ良いか、どこが悪いかわかるようにならないといけない。