マンドリン入門者「 好きなあの曲のマンドリンアレンジって売ってないかな?」

こいった疑問に答えます。

この記事を書いている僕は、2019年12月時点でマンドリン暦8年ほどです。

学生時代はマンドリンクラブに所属していて、マンドリンオリジナルやクラシック、ポップスをオーケストラ形式で演奏していました。

サークル以外や引退してからは、自分の好きなポップスの楽譜を探して弾いてみたりしていました。

なので、楽譜調達ルートに関してはそれなりに知っている方だと思います。

今日は普段僕が楽譜探しに使っているサイトをご紹介したいと思います。

本記事の内容

  • マンドリンのためにアレンジされた楽譜でなくてもOKです
  • マンドリンで弾く楽譜を探すときにオススメのサイト 3選

ひとつずつお話ししていきます。

マンドリンのためにアレンジされた楽譜でなくてもOKです

いきなりで面食らうかもしれませんが、はっきり言うとマンドリンアレンジの楽譜は必ずしも必要ではありません。

というのも、マンドリンを弾こうとしているあなたは五線譜が読める or 五線譜を読もうとしているのだと思います。
五線譜はtab譜と違って、特定の楽器に作られたものではありません。
なので、ピアノ譜でもマンドリンで弾けてしまいます。

もちろんマンドリンでは弾けない組み合わせの和音をならしていたりするので、音の取捨選択は必要になります。自分が弾けないところは仲間を募って一緒に弾いたりすると良いと思います。ヘ音記号の部分はマンドロンチェロの人や、コントラバスの人にお願いするといいですね。

もちろん、Youtubeなどで音源を流しながら主旋律だけ独りで弾いても楽しいと思います。

マンドリンで弾く楽譜を探すときにオススメのサイト 3選

そうは言っても、楽譜を探すサイトを知らなければ何も始まらないと思うので、僕がよく使っていたサイトを3つご紹介します。

  • その①:mucome(旧 同人音楽の森)
  • その②:Piascore
  • その③:編曲者遠藤秀康氏のホームページ

順番に見ていきましょう。

その①:mucome

https://mucome.net/

かつては同人音楽の森というウェブサイトでしたが、いつの間にか名前が変わっていたみたいです。

なんといってもこちらのサイトの強みは、掲載楽譜数の多さだと思います。
楽譜は全部で48,479件掲載されています。
マンドリン』で検索すると、562件がヒットしました。
掲載されている楽譜のうち1%以上がマンドリンアレンジになりますね。

ですが先ほども言った通り、マンドリンアレンジにこだわる必要はないです。
自分の好きな曲で検索してみましょう。「(好きな曲) マンドリン」で検索してみて出て来たら儲けモノです。

また、クレジット決済にも対応しているので即買い&即弾きということも可能になります。

マンドリン専門店は東京・大阪・福岡といった主要都市にしかありませんが、楽譜はインターネットでどこでも手に入るのがいいですね。

その②:Piascore 楽譜ストア

https://store.piascore.com/

こちらもmucomeに並ぶ楽譜掲載件数の多さです。その数41,705件
そのうち『マンドリン』で出てくる楽譜の件数は287件です。
mucomeと比べるとちょっと少なめですね。

しかし何度もいいますが、マンドリン楽譜にこだわる必要はないです。
とりあえず好きな曲で検索してみましょう。

こちらのサイトもクレジットカード払いに対応しています。
好きな曲を見つけたら即買い&即弾きしましょう。

マンドリンプレイヤー石橋敬三さんもPiascoreで楽譜販売してます。

https://store.piascore.com/search?c=333

僕が個人的にすごく推しているマンドリニストの石橋敬三さんは、Piascoreで楽譜を販売されています。

中島みゆきさんの『糸』から、マンドリンオリジナルの超絶技巧『Moon Rabbit』など、難易度も幅広く取り揃えています。
ぜひ覗いてみてください。

その③:編曲者遠藤秀安氏のホームページ

http://hrm.opal.ne.jp/works/page4.html

ここへ来て超ピンポイントな個人編曲家のページをご紹介します。

遠藤秀安さんとは、マンドリニストなら誰もが知っている有名編曲者です。
愛知県立芸術大学の非常勤講師でもあります。

「好きな曲を遠藤さんのアレンジ一覧から探す」という使い方は難しいと思いますが、「遠藤さんアレンジの中から弾いてみたい曲を探す」という使い方が良いと思います。

遠藤さんはどんな曲でもマンドリンで無理なく弾けるようにアレンジしてくださっていて、私自身も大学生の頃にアレンジをお願いしたことがあります。

なので、自分の好きな曲のマンドリンアレンジがない場合は、遠藤さんに依頼するというのも一つの手だと思います。

ただし何度も言っているように、マンドリンアレンジ楽譜でなくてもマンドリンで弾けます。楽譜やアレンジ依頼が高くて諦めてしまうくらいなら、ネット上にただで転がっているピアノ譜を見ながら弾きましょう。

大事なのは、楽しくマンドリンを弾き続けることです。

僕は正直合奏曲を練習するのがあまり好きでなかったので、合奏曲そっちのけで自分で探した楽譜を弾くばかりしていました。(そのせいか、学生時代は先輩に時々怒られたような気がします。)

でも僕の中でそれは正解で、大事なのは続けることです。
真面目にやって三日坊主よりは、力を抜きつつも継続の方が優れていると思っています。

そのためにも、自分が弾きたい曲の楽譜を探して、楽しくマンドリンに取り組んでもらえたら良いなとおもいます。

投稿者

MiUPa

怠惰に過ごしています。