ディクテーションといえば定番の英語勉強方法ですが、あれって結構めんどくさいですよね。
まず英語音声を用意して、スクリプトがあるかどうかちゃんと確認して、音声を流しつつ書き起こしをして、聞き取れないところがあったらちょっと戻ったりなんかして、最後にスクリプトと書き起こしを見比べて採点なんかしたりして。

ディクテーション自体は非常に効果のある学習方法だと思いますが、効率が非常にわるくなりがちです。

そこで今回はド定番のディクテーションアプリと効果的な使い方まで紹介したいと思います。

本記事の内容

  • ディクテーションアプリ『TEDICT』
  • 動画の選び方①:自分の好み最優先
  • 動画の選び方②:5分前後のものを選ぶ
  • 学習の進め方①:日本語字幕で視聴する
  • 学習の進め方②:タイマーで時間を計りながらディクテーション
  • 学習の進め方③:同じ動画を100回繰り返す

TOEICに効くディクテーションアプリ『TEDICT』

iOS → https://apps.apple.com/jp/app/tedict-lite/id554188888
Android → https://play.google.com/store/apps/details?id=com.cocoswing.tedict&hl=ja

ディクテーションアプリといったらこれ以外ないですね。
動画を流しつつ、同時にタイピングをすすめます。
文章が何個かずつに区切られて動画が再生されるので、書き取りの途中で動画が先の方に進んでしまうということがありません。

無料版と有料版がありますが、まずは無料版のLITEの方で試すのがいいと思います。

動画の選び方①:自分の好み最優先

結局継続できないと意味がないので、少しでも自分の好みと関係あるもののほうがいいです。

といってもTEDの中から自分の好みを探すとなると、それだけで時間がかかりそうですよね。
なので僕は、とりあえず人気順でソートして上位から選んでました。

人気の動画は面白いから人気なわけですし。

動画の選び方②:5分前後のものを選ぶ

動画の中には10分や20分、なかには60分を越えるものもありますが、それらを一通り書き起こししようと思ったら結構シンドいですよね。
後述しますが、ディクテーションは同じ動画に繰り返し取り組んだほうがいいので、短めのもののほうが楽でいいです。

5分でも一通りディクテーションしようと思った場合、なれてない場合は1時間以上かかることもあります。
僕は最初かかりました。

なので、しんどければ2~3分くらいの短い動画でもいいです。
短いことにかんしてはまったく問題ないと思います。学習の進め方①:日本語字幕で視聴する

学習の進め方①:まず日本語字幕で視聴し、内容を把握

ただ単に何の単語を言っているのか聞き取れても、その意味がかわからなければ効果は半減です。

また、意味もわからない動画をひたすら見るのも苦痛ですよね。
苦痛になったら継続はできなくなります。

それを防ぐために、日本語字幕で再生して、ある程度内容を頭に叩き込んでおきましょう。
ある程度日本語の内容が頭に入っておけば、未知の単語に遭遇したとしても予測が立てられるはずです。
単語の予測は、ポジティブな単語かネガティブな単語かだけ判定できればとりあえず十分かと思います。

学習の進め方②:タイマーで時間を計りながらディクテーション

勉強でもなんでも特定の目標がなければ、ついダラダラしてしまいがちですよね。

そこで集中力アップかつ自分の学習力向上のために、タイマーをうまくセットするといいです。

僕の使い方は、ディクテーションを始めると同時にストップウォッチをスタート。
そしてディクテーションがすべて終わると同時にタイマーをストップ。
そしてその時のタイマーの画面をスクショし、Twitterにアップしていました。
Twitterにアップするのは成果報告みたいなものです。
フォロワーを監視者にして、自分に「やらなきゃ」というプレッシャーをかけていました。

日々のタイムを記録しておくのもいいですね。
エクセルか何かで表にすると成長が見えやすくてモチベーションアップします。

学習の進め方③:同じ動画を100回繰り返す

ここが学習の真骨頂だったりします。

「同じ文法書を繰り返しやったほうが良い」「同じ問題集を繰り返しやったほうが良い」という話を聞いたことはないでしょうか。
ディクテーションも同様に、同じ資料を何度も繰り返したほうが英語の雰囲気をつかみやすくなったりします。

一日5回を2週間に1回のサボりをいれつつ毎日継続すると、1ヶ月で100回は達成できます。
一年で12本の動画しかディクテーションしてないと思うと少なく思うかもしれませんが、その12本の動画は徹底的にしゃぶりつくした12個です。
浅く広くやった数十本よりもよっぽど価値があります。

自身をもって、取り組んでみてください。

結局は継続が命です。

生まれつきの天才に追いつくには、徹底的な努力の継続しか手はありません。

継続はとてもむずかしいことに思われるかもしれませんが、結構かんたんです。1回1回のハードルをさげてやるだけです。

TEDICTの場合は、とりあえずめちゃくちゃ短い動画から取り組んでみてください。
いきなり10分とか長い動画に取り組む必要はありません。
というか、だめです。

まずはかんたんなものから取り組んでみてください。

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投稿者

MiUPa

怠惰に過ごしています。