こんばんは、ミウラです。

昨年2019年の春に眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)の治療を行いました。
施術から半年以上が経過したので、施術前後について書き残しておこうと思います。

※注意

治療内容・期間・費用などは個人によって差があるので、必ずしも僕と同じではないと思います。
確実な情報が欲しい場合は、病院で受診することをおすすめします。
僕はだいたい治療費5万弱を支払い、生命保険の手術給付金1万円程度をもらったりしました。

本記事の内容

  • 眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)ってなに?
  • 眼瞼下垂症を放っておくとどうなる?
  • 眼瞼下垂症の手術中はどんな感じ?
  • 眼瞼下垂症の手術後はどんな感じ?
  • 結論:やってよかった。

眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)ってなに?

簡単に言うと、「目が充分に開いていない状態」です。
その原因は様々ですがいくつか例をあげておくと、

  • まぶたの筋肉が弱っている
  • 皮膚がたるんできている
  • 生まれつき

といった感じです。
僕の場合は、「生まれつき」×「まぶたの筋肉が弱っている」による症状かと思います。目はもともと小さかったので。
たぶん花粉症のために目をこすりすぎて筋肉が損傷し、悪化したのだと思います。
そのためか、特に痒みの強い右目の方がまぶたが下がり気味でした。。

眼瞼下垂症を放っておくとどうなる?

まぶたが垂れ下がってきて視界がふさがるのはもちろんですが、そのレベルにならなくてもたくさんの症状が発生します。

  • 顔がけいれんする
  • 顎関節症になる
  • 肩がこる

などなどです。
僕は「顔が痙攣する」「顎関節症」に悩まされていました。

顔の痙攣は特に右目の周辺につよく起こりました。
寝不足なんかの時とかに皆さんも経験することがあると思いますが、僕はまばたきすると必ず目の周りがけいれんしていました。
ずっとけいれんの症状はありましたが、2019年のはじめに特に症状が頻繁に起こるようになり、耐えきれず治療に踏み切りました。

顎関節症に関しては、眼瞼下垂症が原因だとは知りませんでした。
僕の場合は歯並びの悪さもあるので、どちらが主な原因かはわかりませんが・・・。
もしかすると、眼瞼下垂症のせいで歯並びが悪くなったのかもしれません。

眼瞼下垂症の手術中はどんな感じ?

(病院選びに関しては、地域ごとに違うと思うので省略します。ちなみに私は高田眼科併設眼瞼下垂治療センターにお願いしました。)

手術は局部麻酔でおこなわれます。
手術中も目の開き具合を先生と確認しながらすすめてもらえるので、「もっと開けて欲しかったのに!」といった事故が起こることはほとんどありません。

もちろん麻酔なので痛みもほとんどありませんでした。

先生に良い感じの開き具合に調整してもらったら、縫合してガーゼを貼って終了です。

眼瞼下垂症の手術後はどんな感じ?

ここからは、期間を区切ってお話しします。

1日目:ガーゼはりつきっぱなし

手術後に貼ってもらったガーゼは、1日目ははずせません。
翌日に病院に行って、先生にとりはずしてもらいます。

また、ガーゼつけっぱなしのためお風呂に入ることができません。

眼瞼下垂症の手術前にお風呂に入っておくことをおすすめします。

2日目〜2週間程度:水濡れ禁止・保湿・冷却

2日目には診療所でガーゼをはずしてもらいました。

その日はそれで帰宅しましたが、ここからが少々大変でした。

水濡れ禁止

まず、手術跡を水に濡らしてはいけません。
風呂にははいっていいのですが、手術跡を濡らさないという条件付きです。
シャワーを浴びる際も、目にタオルをあてて用心しながらあびました。

海水浴のときにやるゴーグルがあれば、それをつけておくのもいいかもしれません。
僕は当時思いつかなかったので、タオルだけでがんばりました。
※水泳用ゴーグルは、手術跡を引っ張ったりするのでやめておいた方が良いです。

もちろんそれでは顔が洗えず気持ち悪いので、顔はノンアルコールウェットシートで拭いていました。

1日3回薬を塗る

1日3回朝昼晩に、手術跡に薬をぬらないといけません。
これを塗っておくと、手術跡が目立たなくなるんだとか。
湿潤療法ってやつですかね。

僕は会社員なので、朝出社前に塗り、昼は会社の手洗い場で塗り、夜は就寝前に塗りました。

綿棒でまぶたの手術跡に塗ることになるのですが、人がぶつかってきたりすると危ないので、個室トイレで塗ったりしていました。
手鏡必須です。

冷却

保冷剤の入るアイマスクが処方され、暇さえあればひたすら冷却するように言われます。

冷却するかしないかで、術後の腫れが引く早さに結構な違いが出るんだそうです。

縫合・傷跡が気になりそうなら、PCメガネを用意した方がいいかも。

縫合は黒い糸だったりするので、どうしても目立ってしまいます。
また、しばらくは目の周りはメイクなども控えなければいけないので、メガネを用意しておくことをおすすめします。

むしろ紫外線やブルーライトをカットするためにも、常日頃からPCメガネの着用をおすすめします。
目からあびた紫外線は、体全体にシミを作るように作用してしまうらしいので。

これ以来僕はずっとPCメガネを着用しています。

2週間〜1ヶ月程度:抜糸・水濡れ禁止・保湿・冷却

2週間程度経過すると、抜糸してもらえます。

ただ、抜糸してもらっても水濡れと保湿と冷却は継続です。

1ヶ月〜現在(だいたい7ヶ月目):経過観察

抜糸から1ヶ月ほど経過すると、水濡れOKになり、保湿と冷却も必要なくなります。

ただ、「擦ったりしないように気をつけて」と注意されます。

この注意がなくても、もうまぶたはこすらない方がいいですね。
また眼瞼下垂症になってしまうので・・・笑

このあとは定期的な経過観察のみになります。
次の僕の経過観察は2020年の5月あたりです。

結論:やってよかった。

年々目のけいれんは頻度が増えてきて、昨年あたりはものすごいストレスでしたが、今はほとんどありません。(寝不足時のけいれんは当然起こりますが・・・笑)

手術直後は「目大きくなりすぎたな・・・」と思ったのですが、それは術後の腫れのせいでそう思っただけでした。
だんだん腫れも落ち着いてくるとだいぶ馴染んできて、外観的にも感覚的にも違和感がなくなります。

※二重になります

手術の仕組み上しかたがないのですが、一重の人でも二重になります。

「どうしても自分が二重になるのが嫌だ!」という人は注意してください。
奥二重気味にしてもらうことは、先生によっては可能です。
ただ、かならずそうなると言う保証もないです。

僕はもともと一重でしたが、慣れてしまえばどうということはないです。

以上です。
気になる方は、ぜひお近くの診療所で相談してみてください。

投稿者

MiUPa

怠惰に過ごしています。